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 伝説 | 小説 | 年間行事

小説

作品名・作者名 作品の舞台、ゆかりの場所
内容、あらすじ

 盛岡市 | 紫波町 | 矢巾町


盛岡市
葬列(石川啄木) 天満宮
文学雑誌「明星」(明治39年12月号)に掲載された小説。中学時代のよき散策場所だった天満宮の丘が描かれている。
ポラーノの広場(宮沢賢治)
「ポラーノの広場」はモリーオ市の郊外にあると伝えられる野原のまんなかの祭りの場所。「そこへ夜行って歌へば,またそこで風を吸へばもう元気がつく」とか,オーケストラがあって誰(たれ)でも上手に歌へるやうになる」と言われている。ところが山猫博士というあだ名のデストゥバーゴたちが,こうした祝祭的な場所を選挙のための酒盛りの場にしてしまう。昔のポラーノ広場を取り戻そうとするキューストとその友人たちと山猫博士らとの争いをへて「昔のほんたうのポラーノ広場」を自分たちの手でつくろうと誓い合うまでを描いている。
壬生義士伝(浅田次郎) 盛岡城・上田組町(上田通り)・舟橋跡・夕顔瀬橋・上ノ橋・岩山・石割桜・惣門・石割桜・上田の堤
主人公吉村貫一郎は,尊王譲位に邁進すると称して南部藩を脱藩,新選組隊士となるが,内実は生活苦によるもので,貫一郎の願いは少しでも多くのお金を故郷に残してきた妻しづと子供達のもとへ届けること。しかし貫一郎は鳥羽伏見の戦いの中,皮肉にもかつての幼なじみで大阪屋敷の差配である大野次郎右衛門の命で切腹させられることになる。その50年後,貫一郎を知る人たちを訪ね,「壬生浪」と呼ばれた新選組にあって,ただひとり義を通した吉村貫一郎の姿を浮き彫りにしていく。
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紫波町
総門谷(高橋克彦) 東京、岩手県(紫波町、大迫 他)
現代を舞台とし、様々な超常現象を折込ながら、地球征服を企む総門と超能力青年との戦いを描いた小説。
誘鬼燈(森村誠一) 青森県、岩手県(紫波町 他)
青森でおきた主婦殺しと国道4号線青森県下で消息をたち、気仙沼で死体で発見されたトラック運転手。二つの事件を結ぶ重要な鍵が国道4号線上に遺されていた。両事件とも実際におきたものでそれらを下にした推理小説。
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矢巾町
鳥をとるやなぎ(宮沢賢治) 南昌山の麓
宮沢賢治が学生の頃、矢巾の友人、藤原健次郎と南昌山の麓で遊んだことを題材にした童話である。
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